和室から洋室にリフォームしよう!費用や期間、注意点をチェック

2019年2月28日
リノベーション市場 リフォームの基礎知識
和室から洋室にリフォームしよう!費用や期間、注意点をチェック

リフォームには様々な形がありますが、家族のライフスタイルに合わせて間取りや部屋の雰囲気を変更するリフォームもよく行われています。中でも、和室を洋室にリフォームするというケースはとても多いです。今回は、和室から洋室リフォームする場合の費用や期間、注意点など押さえておきたい内容をまとめてみました。

和室を洋室にリフォームするメリット

和室にも洋室にも、それぞれ違ったメリットがあります。そんな中、和室を洋室にリフォームしたいと考える人の背景には何があるのでしょうか。和室は昔ながらの日本の住宅を象徴するものであり、あえて和室を選ぶ人も多いです。畳敷きの部屋はホッと落ち着くという人もいるのではないでしょうか。

ただ、和室にある畳やふすま、障子などは傷みやすく定期的なメンテナンスが必要ですし、小さい子どもやペットがいると汚されたり破られたりするリスクもあります。また、畳はダニが発生しやすいというデメリットもあり、アレルギー体質の人にとっては暮らしづらい場合もあるかもしれません。そんな悩みから解放されるために洋室にリフォームする人もいます。他にも介護リフォームで洋室に変更することで車いすとベッドが使いやすくなるというメリットもあるでしょう。このように、暮らしやすさの面で洋室にリフォームするメリットが大きいケースは多いようです。

リフォームの内容とは

実際に、和室を洋室にリフォームするとなるとどのような内容が考えられるでしょうか。まずは、床です。畳をフローリングに変更するリフォームは和室から洋室への変更の場合必ずと言っていいほど行われています。次に、押し入れをクローゼットに変更するリフォームですね。押し入れとクローゼットのサイズは一般的に異なり押し入れの方が奥行きが大きいです。そのため、ハンガーパイプを2本通すなどの方法で使いやすいクローゼットに変更する人が多いようです。

また、ふすまを洋風の扉に変更する、障子を撤去しカーテンレールを設置するリフォームも行われます。さらに、壁や天井もそのままでは和室の雰囲気が残ってしまうため、洋室風の壁紙クロスに張り替える必要があるでしょう。ちなみにこれらのリフォームを全て行うか、部分的に行うかという選択もできます。

リフォームにかかる期間と費用

リフォームにかかる期間と費用

和室を洋室に全面リフォームする場合は、6~8畳程度の部屋で一般的に60~100万円ほどが費用の相場で、工期は5~10日間ほどとなります。もちろん先ほどお伝えしたように部分的なリフォームも可能です。畳をフローリングに張り替えるだけなら、20~35万円ほどで可能でしょう。フローリングと下地材の費用も含みますが、断熱材を入れる場合は別途費用がかかります。

押し入れからクローゼットへの変更には10~25万円ほど見ておくといいでしょう。ふすまを洋風のドアに付け替える場合は1か所10~15万円ほどが相場です。壁と天井のクロス張替えは、10~20万円ほどでできます。このように、部分的なリフォームも行えますが、例えば畳と壁・天井をセットで行うとセット価格になるケースも多いので、よく検討して内容を決めるといいですね。

和室を洋室にリフォームする際の注意点

和室を洋室にリフォームする際に、特にマンション住まいの人は注意しなければならないことがあります。それは、防音基準についてです。畳の部屋からフローリングに変更すると、防音性が低下してしまうケースがほとんどです。そのため、マンションの管理規約にある防音規定で定められている基準をクリアしているかチェックしなければなりません。

一般的な合板のフローリングの場合は防音基準を満たしている製品を選びやすくなっているので安心ですが、無垢のフローリングの場合は防音性能がないため防音対策用の下地を貼る必要があります。その場合、費用も工期も延びてしまうので、そのことも考慮して選ぶようにしましょう。

洋室を和室にリフォームする場合

和室から洋室へのリフォームが人気ですが、その一方で洋室から和室へのリフォームやリビングの一角に和室を作るリフォームもよく行われています。本格的に障子やふすまを設置して完璧な和室にする場合は費用も工期もかかりますが、和室のメリットを手軽に感じられるようなリフォームも人気です。

最近では洋風の部屋にも違和感なく馴染む「和モダン」な部屋に注目が集まっていますね。昔ながらの和室というよりは、洋室との統一感も残しつつ畳の心地良さを感じられるような部屋です。正方形の琉球畳もよく使われています。インテリアにも凝りやすく、おしゃれな空間作りに一役買っています。このような新しい形の和室も過ごしやすくおすすめですよ。

まとめ

洋室と和室、それぞれのメリットを押さえたうえで、家族の暮らしやすい環境にするためにリフォームで変更することが可能です。将来的にこのようなリフォームも可能ということを頭に入れておけば、柔軟に暮らしやすい家づくりができるのではないでしょうか。和室から洋室へ、洋室から和室への変更は、全面でも部分的でもリフォームできるのでライフスタイルに合わせて最善の方法を選んで下さいね。

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