リフォーム会社は、調べるとたくさんあるものですよね。初めてのリフォームでは、どの業者を選べばいいのか迷ってしまう人もおおいはず。今回は、お風呂のリフォームを行う際の業者の選び方のコツをお伝えしていきます。満足できるリフォームにするためにも、業者選びは重要です。これからご紹介するポイントを踏まえてしっかりと選べるようにしましょう。
水回りは業者選びが重要な理由
リフォームの中でも、お風呂を含め水回りは絶対に失敗が許されません。適切な施工が行われないと、水漏れなど不具合が発生したり最悪の場合基礎部分まで傷んでしまうことも。そうならないためにも、お風呂など水回りをリフォームする際に依頼する業者は慎重に選ぶことが大切です。
お風呂のリフォーム内容に着目すると、最近ではユニットバスの入れ替えというリフォームがほとんどです。ユニットバスはすでに出来上がっているパーツを現場で組み立てるだけで簡単な工事と思われがちですが、接合部分などには職人さんの腕が掛かってきますし、軽く見るのは危険です。ユニットバスの耐用年数ギリギリまで、できるだけ長く使い続けるためにも安心して任せられる業者を選んで下さい。
お風呂リフォームの実績をチェック
安心して任せられる業者とは？と悩んだら、まずはお風呂のリフォームに関する実績があるかチェックしましょう。実績が豊富な業者ほど、やはり知識にも技術にも長けていると考えられるからです。最近はネット社会ですので、集客のためにホームページを開設しているリフォーム会社が多く、簡単に実績をチェックすることができます。
リフォームといっても屋根や外壁のみに特化している業者もあります。お風呂のリフォームを行うなら、やはり水回りに強い業者を選ぶのがおすすめです。リフォーム業者は非常に多く選ぶのが難しいですが、まずはホームページや口コミをチェックして、いくつか候補を絞ってみましょう。それだけでも具体的に動くための準備にはなります。
提携メーカーをチェック
お風呂のリフォームの場合、依頼した業者の取り扱うメーカーの製品を使うことになります。業者によってはメーカーがかなり限定されている場合もありますので、事前にチェックしておくと安心です。特にメーカーにこだわりがなければ問題ありませんが、例えばすでに希望のユニットバスが決まっているといった場合は、そのユニットバスを取り扱い施工できるリフォーム会社と契約しなければなりません。好みのメーカー、好みの製品がある場合は取り扱いの有無によってさらに業者が絞り込まれます。
また、実際お風呂をリフォームする際、製品が定価のままということはまずありません。割引されることがほとんどで、その割引率などもリフォーム会社によって異なります。そのあたりも含め、広告などがある場合は比較してみるといいですね。
自社施工業者であること
水回りのリフォームを依頼する場合は、自社施工のリフォーム会社を選ぶのがおすすめです。自社施工とは、文字通り他の業者を挟まず自分の会社で施工を行うという意味ですね。施工を他社に請け負わせている場合、連絡の行き違いなどのリスクが発生したり、責任の所在があいまいになったりというデメリットがあります。
安心なのは、はじめから担当者が決まっていてプランの相談から施工監督までを請け負ってくれるような業者。困ったことがあればすぐに相談に乗ってもらえますし、リフォームも断然スムーズに進みます。お風呂のリフォームを依頼する業者は、自社施工業者であるという点もチェックポイントに入れておきましょう。
地元で支持されている業者であること
また、意外と見落としがちなのがリフォーム会社の所在地です。ネットでいくらでも探せる時代ですので、遠方のリフォーム会社の情報も簡単に手に入りますよね。でも、実際に依頼するとなると、やはり地域に根付いた地元のリフォーム会社がおすすめです。
というのも、相談や見積もり・施工を含め、やはり近い方がすぐに駆け付けてもらえますし、客側も足を運ぶことができるというメリットがあるからです。どこにあるリフォーム会社かわからないというよりは、いつでも連絡がとれてその地域のこともよくわかってくれている業者の方が安心感もあります。さらにいうと、実績という意味で新しいリフォーム会社よりは、10年以上前から地元で支持を得ている業者をおすすめします。
見積りが適正価格であること
気になる業者がいくつかに絞れたら、いよいよ見積りを取る段階です。お風呂のリフォームも他の部分のリフォームと同様に、相見積りを取りましょう。同じお風呂・同じ施工内容であっても、トータルのリフォーム費はまったく同じにはなりません。業者によって少なからず違いが出るものです。
相見積りを取った結果一番安い業者に決めればいいと考えている人が多いですが、そうとも限らないため注意が必要です。安い分、本来必要な部分がカットされているという可能性もあります。見積りが適正価格であるか判断するのは難しいですが、3社ほど取ると高すぎる・あるいは安すぎるというのはだいたいわかってくるもの。他と比べてあまりに安すぎる場合は、明らかにカットされている部分がないかチェックすることが大切です。
担当者の対応も重要
見積りの内容に関して、素人ではわからないのは当然のことです。見積書には細かく内容が記されていますので、それぞれの項目が何を指すのか担当者に確認してみましょう。その際の説明がわかりやすく、丁寧に対応してくれるかどうかという点も、実際依頼するか検討する重要な材料になります。
安心して任せられるリフォーム会社選びには、担当者の人柄や対応力も無視できません。見積りのことだけでなく、製品選びに関する相談などにも乗ってもらえる・補助金などに関する情報提供をしてもらえるといった点も、チェックポイントに入れておきましょう。信頼できる担当者が相談の段階から実際の施工での立会までを担当してくれるのは、やはり地元のリフォーム会社に多いです。
まずは気軽に相談してみよう
実際にどのリフォーム会社に依頼するかということを決めるまでには、相見積りが重要な通過点とはなりますが、それまでにも相談だけでも歓迎という業者が多いです。リフォーム会社の雰囲気なども、ネットの情報だけではわからないもの。まずは気軽に店舗に足を運んでみてはいかがでしょう。
電話での相談もできますし、実際に施行を依頼するかどうかまだ決めていなくても、安心して任せられる業者を選ぶためにもまずは相談してみて下さい。その際に、取り扱っているメーカーのカタログやサンプルを見せてもらうこともできますので、どのようなお風呂にしたいか、リフォームのイメージも持てるようになります。わからないことや不安なことはどんどん質問して、クリアにしていくことも安心してリフォームを進めるために大切なことです。
まとめ
お風呂のリフォームを依頼する業者について、選び方のポイントをお伝えしてきました。安くて丁寧な施工というのが理想的ですね。業者によっても特徴が違いますので、ここでご紹介した内容を踏まえて安心できる業者を見つけて下さい。どんなお風呂にするかということと同じくらい、どんな業者を選ぶかということもしっかりと考えることができれば、納得のいくリフォームになるはずです。
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