手遅れにならないうちに!水回りのトラブルを防ぐポイントとは

2019年6月6日
リノベーション市場 リフォームの基礎知識
手遅れにならないうちに!水回りのトラブルを防ぐポイントとは

水回りは住居の中でも私たちの生活を支える重要な部分です。毎日何気なく使う場所だからこそ、トラブルが起こると困りますよね。でも意外と気づかないうちにトラブルの原因を見逃し、手遅れになってしまうという事例も少なくないのです。緊急事態で慌てて修理業者を呼ぶことになる前に、トラブルを防ぐポイントを押さえておきましょう。

水回りのトラブルは怖い

一般的な住居の水回りは、お風呂・トイレ・キッチン・洗面化粧台の4か所を指します。いずれも水道管がつながり水を出したり流したりすることを当たり前のように行いながら生活していますが、ある日突然水が溢れだしたりお湯が出なくなったりするというトラブルは、誰にでも起こる可能性があります。例えば水漏れも、見てわかるほどの量が漏れていればすぐに気づきますが、水栓から一滴ずつ漏れているようなわかりづらいパターンの場合、気付かずに過ごしてしまうことも少なくありません。

トラブルが起きていることに気付かないでいると、大規模な修理が必要な事態になったり、最悪の場合家の中が水浸しになったり…という怖いことも起こらないとは言い切れません。そのため、ちょっとでもおかしいなと感じることがあったら、早めに対策を取ることが大切なのです。

お風呂にまつわるトラブルとは

水回りで起こり得るトラブルについて具体的に見ていきましょう。お風呂でよく起こるトラブルといえば、お湯が出ない、逆に出過ぎて浴槽からお湯が溢れてしまうといったもの。これは、給湯器の故障によるトラブルです。水回りでトラブルが起こると、お風呂ならお風呂そのものに原因があると思われがちですが、お湯を出しているのは給湯器の働きですので、必ず給湯器をチェックしましょう。

もちろん水栓からの水漏れなどは水栓金具のゆるみをチェックする必要もあります。排水口から水が溢れてしまう場合は、ゴミが詰まっている可能性も。こまめな清掃に加え除菌や高圧洗浄を定期的に行うと効果的です。また、カビや汚れが落ちにくい場合は換気不足かもしれません。お風呂は湿気が溜まりやすく不衛生になりがちなので、使わない時はしっかりと換気を行うようにしましょう。

トイレの代表的なトラブル

トイレの代表的なトラブル

トイレのトラブルといえば、詰まりや水漏れなどが挙げられます。こちらも部品のゆるみなどをチェックするとともに、吸引などでも対応できない場合は業者に依頼しましょう。トイレは水回りの中でも特にトラブルが起きると非常に困る場所ですよね。おかしいなと感じていながらそのまま使い続けていると、いきなり水が漏れて不衛生な状態になることもあり得るので注意が必要です。

汚れが落ちにくくなってきた、ニオイが気になるといった場合は、換気不足とともにトイレ自体の老朽化も原因として考えられます。トイレのリフォームは短期間・低価格で行えますので、トラブルを未然に防ぐためにも早めに検討することをおすすめします。

キッチンに起こりやすいトラブル

キッチンの場合も、水栓からの水漏れや排水口の詰まりなどが主なトラブルと考えられます。特に、洗い物をしますので食べ物の細かいカスなどが集まることで、夏場などはシンクや排水口が不衛生になりがち。そのままにしておくとカビの発生や詰まりの原因になりますので、こまめに清掃と除菌を行うようにしましょう。三角コーナーに生ごみが入りっぱなしの状態は悪臭の原因にもなります。こまめに取り替え、衛生的に保つことが大切です。

排水口の詰まりを予防するには、これらに加えて桶などに溜めた水を一気に流す・定期的に高圧洗浄を行うことも効果的です。最近のキッチンは、汚れがつきにくく落ちやすい素材や仕組みにどんどん変わってきています。こまめなお手入れでも防げない場合は、キッチンリフォームのタイミングかもしれません。

洗面化粧台にトラブルが起こることも

トラブルとは無縁に思われがちな洗面化粧台も、水漏れや詰まり、悪臭などが起こることはあります。ゆるみのチェックは定期的に行いましょう。悪臭の原因は、排水口の汚れやヌメリをきれいに取り除けば解決することも多いですが、排水管が不衛生な状態になっていることも。高圧洗浄や除菌も定期的に行うようにしましょう。

また、洗濯機が隣接している住居が多いですが、洗濯機による悪臭や排水口の詰まりも考えられます。こちらも、定期的に洗濯槽洗浄や排水口の洗浄・除菌を行うことが大切です。意外と見落としがちな部分ですので、意識的にチェックしトラブルが大きくなる前に原因を取り除くようにしましょう。

トラブルの主な原因

トラブルの主な原因

水回りのトラブルは、悪臭の場合カビや汚れ、ヌメリなどの蓄積が主な原因ですので掃除や除菌、高圧洗浄で解決できることがほとんどです。水漏れは水栓金具のゆるみ、お湯が出ない・出過ぎるのは給湯器の故障と考えらえますが、それ以外が原因の場合もあります。水回りのトラブルは大きくなってしまうと自分では対処できなくなってしまいますので、小さなトラブルに気付いた時点でできる対策をとっておきましょう。

また、全体的にいえることとしては、水回りで使用している製品自体の耐用年数が迫っている・あるいは過ぎてしまっていることも大きな原因かもしれません。だいたいどの部分も10~15年ほどが耐用年数となっていますので、年数がそれなりに経てば老朽化による傷みや故障が生じる可能性が高く、水回りリフォームのタイミングと考えられます。

定期的なメンテナンスとリフォームを

水回りは毎日使う場所で、よく動かしますし湿気も多く傷みやすい場所でもあります。できるだけトラブルなく長く使い続けるためには、定期的にチェックをして必要なメンテナンスを行うことが大切です。マンション住まいの場合は管理組合がありますので高圧洗浄など定期的に行われますが、一戸建ての場合は管理が個人に任されていますので、自分で業者に依頼しない限り、何年もメンテナンスをしない状態で住むことになってしまいます。

手遅れになる前に、定期的なハウスチェックやメンテナンスをプロに依頼することで、大切な住宅を守ることができます。そして、耐用年数が近づいてきたらトラブルが生じていなくてもリフォームを検討し始めることも重要です。トラブルの原因は「古さ」であることも少なくありません。

信頼できるリフォーム会社に依頼しよう

水回りのリフォームは、耐用年数がほぼ同じであることからも同時リフォームがおすすめです。お風呂と洗面化粧台をセットでリフォームするということはよくされていますが、加えてトイレとキッチンも同時に行う4点パックプランなどもよく使われています。同時にリフォームすることで一度に水回りを一新できますし、何といっても費用がかなり安く済みますので検討してみてはいかがでしょう。

水回りをリフォームする際には、業者選びも非常に重要。なぜなら施工が雑であることによるトラブルの事例もあるからです。安いだけの業者ではなく、実績が豊富で信頼できるリフォーム会社をピックアップし、まずは2~3社から相見積りを取ることをおすすめします。リフォームの時点で安心できる会社に依頼することが、実は一番のトラブル予防なのかもしれません。

まとめ

水回りのよくあるトラブルや対策、またリフォームの必要性についてご説明してきました。小さなトラブルに気付き、原因を把握し早めに対策することを心がけ、耐用年数を超える前に早めにリフォームするということが大切です。いつでも快適に水回りを使えることが、快適な暮らしを守ることに繋がるでしょう。

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