今後水回りのリフォームなどリフォームを行う予定のある人は必ず知っておきたいのが、補助金制度です。リフォームの出費を少しでも抑えるために、しっかりチェックして活用しましょう。補助金は大規模なリフォームの場合のみしか給付されないと思っている人もいるかもしれませんが、条件を満たせば玄関のリフォームだけでも受け取れるのです。今回は横浜で玄関リフォームを行う場合の補助金についてご説明します。
補助金はリフォーム内容によって決まる
補助金を受け取れる制度にはさまざまな種類があります。まず、国が行っている制度と各自治体による独自の制度があるということを押さえておきましょう。リフォームの内容や対象者によってどの制度を使えるのか、受け取れる補助金の額も変わってきます。
補助金はリフォーム費を補填し各家庭の家計を助ける目的だけでなく、優良な住宅をより多く生み出すことを目的としています。そのため、基本的にただ古いものを新しくするといった一般的なリフォームではなく、住宅の性能や機能を上げるためのリフォームに対して給付されるのです。具体的には、耐震やバリアフリー、省エネなどを目的としたリフォームを行う場合は補助金の対象となる可能性が高いといえます。
玄関リフォームで受け取れる補助金とは
玄関リフォームの場合、補助金の対象となるのはどのようなケースが考えられるでしょうか。玄関という決まった空間でのリフォームですので、最も該当しやすいのはバリアフリーリフォームですね。介護保険法によりバリアフリー目的でのリフォームでは、横浜市在住を問わず最大18万円の補助金を受け取れることになっています。
また、補助金制度は新しく設けられたり廃止されたりと、時期によって変動があります。最近では令和元年10月の増税に備え、消費税10%が適用されるリフォームに関しては「次世代住宅ポイント制度」というものが知られています。対象製品として登録されているものを使用したリフォームを行えば、現金ではありませんが様々な商品と交換できるポイントが支給されます。玄関ドアの交換でも該当する可能性がありますので、チェックしておきましょう。
バリアフリーリフォームの内容とは
補助金が支給される玄関リフォームとして、最も多いのがバリアフリーを目的としたリフォームです。例えば、手すりの設置だけでも申請可能です。リフォーム費のうち20万円までの部分を対象とし9割の補助金が給付されますので、手すりの設置のみの場合かなり格安でリフォームできると考えられます。他には床材を滑りにくいものに変更したりドアを引き戸に付け替えたりするリフォーム、スロープの設置、段差の解消などが玄関で行われるバリアフリーリフォームに該当します。
大掛かりな工事になるほど費用がかかりますが、その分18万円満額の補助金を受けられるためお得にリフォームできます。ただし、内容以外にも介護認定を受けた人が実際に居住している証明が必要など条件が定められているため、注意が必要です。
エコリノベーション補助制度で玄関が補助金の対象に
横浜で玄関リフォームをするなら、ぜひ横浜市が設けている補助金制度を押さえておきましょう。横浜市では、平成31年4月1日より、「住まいのエコリノベーション(省エネ改修)補助制度」という制度が開始されました。耐震性を有する住宅において、住宅すべての開口部(窓やドア)に断熱改修を行うことが条件となっています。そのため玄関ドアだけのリフォームでは対象外となってしまいますが、開口部には玄関も含まれます。
玄関ドアの交換を行う際、大サイズには8万円、小サイズの場合3万5000円の補助金を受け取れる制度です。こちらの制度は予算に達したとのことで令和元年6月20日に終了してしまいましたが、このような期間限定の補助金制度が今後も設けられる可能性は大いにあります。国や横浜市の動向をチェックするといいでしょう。
横浜市で受け取れる補助金の相場はどのくらい?
玄関のリフォームでどのくらいの補助金を受け取ることができるのか、気になりますよね。補助金の金額によってリフォームの内容も検討したいという人もいるのではないでしょうか。横浜市には独自の補助金制度(事業)がありますが、いずれも受給するにはただ老朽化したものを新しくするために行う一般的なリフォームではなく、細かく定められた条件をクリアする必要があります。
また、バリアフリーリフォームを行った場合に受け取れる介護保険制度による補助金が満額で18万円として、横浜市の補助金がどのくらい受け取れるか、また併用できるかに関してはケースバイケースです。補助金を頼りにしてリフォーム内容を決めるのではなく、必要なリフォームに対して受け取れる補助金を調べるという方法で進めていくことが大切です。
補助金の申請はどうやってするの?
補助金を受給するには、自分で必要書類を用意して申請する必要があります。申請書は役所で受け取れるほか、横浜市のホームページからダウンロードすることもできます。補助金の種類によって必要な添付書類は異なりますが、リフォーム工事の内容や実施を証明できるものや本人確認書類などを事前に用意しておくことになります。
入手方法(書類の申請場所)も複数に渡るケースが多いため、事前に準備を進めておくことをおすすめします。申請先は直接区役所の窓口に持参するか、郵送が基本となりますが、不安な点を質問したり不備がないかその場で確認してもらいたい場合は窓口に提出するといいでしょう。
リフォーム内容とともに相談してみよう
ご自身が今後行う予定のある玄関リフォームで補助金を受けることが可能なのか、またどのくらい受けられるのかということを知りたい場合は、補助金制度に関して担当する横浜市の職員に直接相談するのが近道です。また、リフォーム会社によっては補助金の情報に関して詳しいスタッフもいます。
実際に現場の状況を把握し使用する製品が決まった段階で、受けられる補助金の内容も決まってきます。特にバリアフリーリフォームを行う場合は、補助金の件だけでなく具体的なリフォーム内容も慎重に検討していく必要があります。介護を受ける人も支える人も、お互いが使いやすい玄関にするにはどうすればいいかということも相談できるといいでしょう。
補助金だけでなく減税もチェック
リフォーム費をより抑えるには、補助金の活用はもちろんのこと減税制度も押さえておくことが大切です。同居対応で玄関を増設する場合など、補助金の対象外となるリフォームでも減税は適用される可能性があります。あるいは補助金と減税を併用できるケースもあります。
所得税や住民税、固定資産税から控除される仕組みのため、補助金に比べて恩恵がわかりにくいですが、税金が戻ってくることはお金が入ってくるのと同じことです。横浜でリフォームを行う場合は、国が行う減税と補助金、市が独自に設けている補助金制度をもれなくチェックしておきましょう。
まとめ
玄関のリフォームは、手すりの設置やドアの付け替えなど簡単なものから、拡張やスロープの設置、増設など大掛かりなものまで意外と内容は幅広いです。リフォーム内容や対象者の状況によって受けられる補助金は変わってきますし、時期によっては期間限定の補助金制度が設けられることも。横浜市のホームページをこまめにチェックし備えておくと安心です。
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