収納が少ないならリフォームで解決!壁にクローゼットを作る方法や気になる費用をご紹介

2019年10月11日
リノベーション市場 内装・床リフォーム情報
収納が少ないならリフォームで解決!壁にクローゼットを作る方法や気になる費用をご紹介

家の中に物があふれて片付かない…。そんなお悩みを持つ方におすすめなのが壁にクローゼットを増設する内装リフォームです。収納が足りなくて整理ができないなら、クローゼットを作って部屋をすっきりさせましょう。今回は、壁に新たにクローゼットを作るリフォームの方法や注意点、費用などについてご紹介します。

リフォームでクローゼットを設置するメリット

収納を増やす方法としては棚を購入して設置することもできますが、部屋の寸法にぴったり合う棚を見つけるのはなかなか大変なこと。それに、床から天井までフルに使えるクローゼットと比べるとやはり収納力はかないません。棚やパイプハンガーなどを設置するよりも、思い切って壁一面をクローゼットにしてしまった方が大量の収納スペースを確保することができるのです。デッドスペースも生まれませんので空間を有効に使うことができます。

それに、クローゼットは扉を閉めてしまえば中に入っているものが見えることはありませんので、部屋の中がかなりすっきりと片付くはずです。クローゼットの中なら埃もかぶりにくいですし、物をキレイな状態に保てるというメリットもありますね。

壁にクローゼットを作る方法とは

クローゼットが増えたら助かるという方は多いのではないでしょうか。でも、具体的にどうやって壁にクローゼットを作るのかイメージがわかないという方もいるかもしれませんね。最も簡単で作りやすい方法は、可動式間仕切り壁を増設することです。部屋を気軽に仕切れる間仕切り壁はリフォームでも人気のアイテムですが、これを2部屋に仕切るために使うのではなく収納スペースを作るために使うのです。

間仕切り壁を開けば床から天井まで収納スペースとして使えます。壁にハンガーパイプやラックを設置して、使いやすいクローゼットを作りましょう。間仕切り壁をより手前に設置すれば部屋は狭くなってしまいますが、ウォークインクローゼットとして使えますので、かなり大容量の収納スペースを確保することができます。部屋は広いけれど収納がないといった場合におすすめの方法です。

クローゼット設置にかかる費用はどのくらい?

クローゼット設置にかかる費用はどのくらい?

クローゼット増設を目的とした可動式間仕切り壁の設置リフォームにかかる費用の相場は、約25~50万円ほどが相場と言われています。間仕切り壁の製品にも様々なタイプやグレードがありますので、費用には幅が出るのです。さらに、内部にパイプハンガーやラックを設置すれば加算されます。リフォーム費を抑えるには間仕切り壁のみ設置し、パイプハンガーやラック、引き出し式クリアケースなどはホームセンターで調達してDIYで設置するという方法もあります。

とはいえ、せっかくクローゼットを設置するなら使いやすいものでなければ意味がありませんので、予算を考慮しつつ必要な設備はしっかりと整えることをおすすめします。ウォークインクローゼットにする場合は内部に照明を設置することも忘れてはなりません。

リフォームの工期は?

可動式間仕切り壁を増設することによるクローゼットのリフォームは、2日間もあれば完了すると考えられます。ただし、クローゼットの内部となる壁にコンセントがあり移動させたい場合やウォークインクローゼットを作るため照明を増設する場合などは、電気工事が必要となります。工期2日間はあくまでも可動式間仕切り壁の設置とクローゼット内部の必要最低限の設備に留まります。電気工事が加わると工期も費用も追加されますので、極力コンセントのない壁を利用するようにしましょう。

また、クローゼット内部をDIYで作り上げる場合は、どの程度こだわるかにもよりますがリフォームの2日間に加え時間がかかります。そのためクローゼットを実際に使えるようになるまでは、5日間ほど見ておくと安心でしょう。

クローゼットを作れない壁もある?

クローゼットはどの壁にも設置できるというわけではありません。そもそも、窓とぶつかってしまうような位置に間仕切り壁を設置することは不可能ですし、先ほどもお伝えしたようにコンセントの問題もあります。窓とぶつからなくても窓と接するくらいの距離に作ると紫外線や湿気の被害に遭う可能性もあります。特に冬場は結露により湿度が上がりやすくなりますので、窓から少しでも距離を取って設置するのが理想的です。もし窓と接している位置にしか作れない場合は湿気対策を日頃から心がけましょう。

また、コンセントだけでなく電気のスイッチなどがクローゼット内部に入ってしまっても困りますよね。クローゼットを増設するのは、基本的には何もない壁が望ましいのです。また、扉を開けたときに障害物がないということも重要です。そのため、クローゼットとして使える面積はどうしても限定されてしまうケースがほとんどでしょう。

部屋ではない場所にクローゼットを作るポイント

部屋ではない場所にクローゼットを作るポイント

クローゼットの増設は、部屋にしかできないと思われがちですがそんなことはありません。最近のリノベーションでは廊下を作らない家も多いのですが、実際廊下はデッドスペースになりがちなのです。そこで廊下をウォークスルークローゼットとして活用するという方法があります。ただし、廊下を通るのが窮屈になってしまうほどの大きなクローゼットを設置するのはおすすめできません。

人がストレスなく通れる幅は約60㎝と言われていますので、それよりもかなり広く余裕のある廊下の場合は片側もしくは両側にクローゼットを設置することが可能です。部屋ではない廊下や玄関などの空間にデッドスペースがある場合はクローゼットとして活用できる可能性がありますが、空間を圧迫しすぎないような設計にするのがポイントです。

クローゼットを作る際の注意点

リフォームでクローゼットを増設することができれば、ごちゃごちゃと散らかっていたものをすっきりと片付けることができ大変便利です。しかし、元々ある空間に設置するわけですから、その分部屋自体は前よりも狭く感じてしまうことは避けられません。

クローゼットは広い方が使い勝手はいいですが、ただ広いだけで内部にデッドスペースが生まれてしまってはせっかく部屋を狭くしてまで生み出した空間が無駄になってしまいます。そのため、クローゼットを作る前にどのように物を収納したいか整理し、棚を収納する場合はその寸法に合わせてデッドスペースを作らないよう扉を設置するようにしましょう。また、ウォークスルークローゼットを廊下などに設置する場合はあえて扉を作らないというのもおすすめです。

収納が足りないならリフォームを検討してみよう

収納が足りなくて物が溢れるなら、断捨離をして物を減らせばいいと考えがちですが、実際は捨てられないものも多く難しいですよね。クローゼットが増えることで物が整理されれば、掃除もしやすくなりより快適な家に生まれ変わります。

収納の少なさは諦めてしまっている方も多いかもしれませんが、家の中には意外とデッドスペースがあるものです。それまで収納がなかったスペースに収納が設けられることで、家族の動線がスムーズになり暮らしやすくなったというケースも多いです。クローゼットの増設リフォーム自体は意外と簡単ですので、ここに収納があれば…と思う場合はリフォーム会社に相談してみてはいかがでしょう。

まとめ

クローゼットの増設リフォームを行えば、収納に関する悩みが解決されるかもしれません。扉のタイプやクローゼットの設け方にも様々なバリエーションがあります。今使っている空間に無理なく加えられて、より暮らしが快適になるようなクローゼットが見つかるはずですよ。

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