新しい住宅には対面式のシステムキッチンが標準となっている時代になりました。一方、築20年以上の古い住宅では、昔ながらのI字型キッチンもまだまだ残っています。そこで、キッチンの老朽化によるリフォームを行う際に、I字型からカウンターキッチンに変えたいというケースは多いのです。ちなみに、カウンターキッチンにはペニンシュラ型・アイランド型の2種類がありますが、後者は一般的にアイランドキッチンと呼ばれています。ここでは、ペニンシュラ型に絞ったカウンターキッチンのリフォーム費用やメリットについてお伝えしていきます。
目次
カウンターキッチンのリフォーム費用はいくら?
I字型キッチンからカウンターキッチンにリフォームするとなると、ただ単にキッチンを入れ替えるだけでなく、設置場所の移動が伴うため工事が大掛かりになります。キッチン機材の交換費用にプラスで、水道管の移設や空調ダクトの移設、床やクロスの張替え工事にかかる費用も必要なため、高額になります。その工事範囲によって費用にはかなり幅が出てくるので一概には言えませんが、だいたいキッチン本体が100万円~、工事費が50~200万円となることが多いです。つまり、予算は総額150~300万円で考えておくといいということですね。
カウンターキッチンにも様々な種類があるので、あまりに高機能なタイプのものを選ぶと費用も当然どんどん上がってしまいます。オプションなどは本当に必要かよく考えてつけるようにしましょう。
カウンターキッチンは家族に目が行き届く
カウンターキッチンにリフォームするメリットと言えば、一番に挙げられるのが家族の様子が見えて安心できるということでしょう。特に小さい子どもがいる家庭では、I字型キッチンで背を向けて作業するよりは、対面式のカウンターキッチンの方が当然子どもに目が行き届きますよね。子どもにとっても、いつでも親の顔が見えることで安心感を得られます。
家族と顔を見て対話しながら作業ができるので、キッチンに立っていても家族とのつながりを感じることができます。せっかくカウンターがあるので、スツールを置いてちょっとしたバーにいる気分を味わうのも楽しみ方の一つですね。
カウンターキッチンでリビングダイニングとの仕切りができる
その他のメリットとしては、カウンターキッチンにリフォームすることでキッチンとリビングやダイニングを仕切れるということ。I字型キッチンの場合、壁側にキッチンがあるのでリビングやダイニングと一体化しているケースも多いですよね。そうすると部屋は広くなるものの、キッチンは丸見えだし境がないので部屋の空調が効きにくかったりと不便な面もあるのです。キッチンは独立したスペースの方が作業しやすいという人もいますよね。
カウンターキッチンにリフォームすれば、独立したキッチンだけの空間ができるので、作業もしやすくなるしI字型キッチンの不便さが解消されます。
まとめ
キッチンの移動が必要ということで、費用が高くつくカウンターキッチンへのリフォーム。大掛かりな工事になるので難しさはありますが、メリットの大きいリフォームでもあるので、思い切って行う価値はありそうですね。ただ、リフォームを行うことで以前よりも部屋が狭く感じることは覚悟しておきましょう。もともと部屋に十分な広さがある場合におすすめなリフォームなのです。満足できるキッチンにするためにも、よく検討してから決めて下さいね。
横浜・川崎市のリフォーム実績1万件!業界最安値にも挑戦中!
横浜・川崎市密着のリノベーション市場では、マンションリフォームの補助金のご相談も承っております。是非、お気軽のご相談下さいませ。一級建築士を含む経験豊富なスタッフが丁寧にご対応致します。