塗装?張替え?重ね張り?後悔しない外壁リフォームの選択をしたい!

2019年8月1日
リフォーム市場 外壁リフォーム情報
塗装?張替え?重ね張り?後悔しない外壁リフォームの選択をしたい!

外壁塗装以外にも外壁張替えという手段があります。例えば塗装するのが困難となった外壁に対して張替えを行ったり、何度も外壁塗装を行い、更に塗装を施すと外壁にひび割れの恐れがある場合などにも張替えの適応となります。そんな外壁の張替えですが、必ずしもメリットばかりではなく、もともとあった外壁に新しい外壁を重ねる重ね張りが有効なことも少なくはありません。そんな外壁の張替えのお話しをしつつ、塗装の話題にも触れながら解説をしていきます。

外壁のリフォームには塗装と張替えと重ね張りがある

外壁のリフォームを行う際に検討するのが外壁塗装ですが、これ以外にもリフォームの方法として挙げられるのが外壁の張替えと重ね張りです。それぞれ外壁を交換したり元々の外壁の上に重ねて新しい外壁を張ったりすることによって塗装にはないメリットが多くあるのです。

一番手軽に依頼できるのが外壁塗装なのですが、状況によっては張替えや重ね張りの方がむしろ適している場合も少なくありません。もちろんどんな外壁にも塗装を行ったり、張替えを行ったりというわけではなく、この場面では塗装、あの場面では張替えというように使い分ける必要もあります。ただ、どの場面で何が適しているのかというのは何も知らないと分からないことも少なくありません。次の項目から外壁の塗装や張替え、重ね張りについてお話しし、使いわける参考となる情報を一つずつ提供していきます。

外壁の塗装や張替えに注目

家を修理しようと思うと、ついつい外壁よりも内装に目が行きがちですが、外壁の塗装や張替えにも注目してもらいたいと思います。

美観が改善されるだけでなく、塗料の選択や張替えにより家の温度調節能力が向上し、省エネの効果も期待できます。外壁の塗装や張替えというと足場を組んだり大掛かりな印象がありますが、それに見合うだけの効果を外壁の塗装や張替えによって実感できるはずです。それに家に入る前の印象が違うと、気分も違ってきますから内装のリフォームでは得られない感覚も得られるのではないでしょうか。そういった意味で外壁の塗装や張替は注目のリフォームの一つと言えるのです。さらに家の根本的な寿命を延ばすには塗装や張替えと言った工事が不可欠ですから、そのような面からも重要な工事です。

メリットは何?外壁の塗装や張替え

メリットは何?外壁の塗装や張替え

外壁塗装や張替えにはそれぞれメリットがあります。ここでは塗装や張替え、それぞれのメリットについてお話しします。

まず、外壁塗装ですがメリットは外壁関連のリフォームでもっとも安く行うことができることが挙げられます。塗料自体高価なものもありますが、基本的には外壁をはがしたり、新しい外壁を用意する必要がないため安く行うことが可能なのです。また塗装に用いる塗料によっては20年以上の耐用年数も期待できるため長寿命なのもメリットです。

次に外壁の張替えのメリットですが、建物の寿命が飛躍的に伸びるという点です。外壁自体を張替えで交換するため外壁だけに限って言えば新規に建てたのと同様の効果が期待できます。また、張替え時に内部の防水紙等を交換することも出来るので住宅としての機能が飛躍的に向上するというメリットもあります。このように塗装や張替えには行うだけの十分なメリットがあると言えます

塗装や張替えのデメリットは?

外壁の塗装や張替えには残念ながらデメリットも存在します。そのデメリットを知ったうえでどんな方法で施工してもらうかを決める必要があります。

外壁塗装からお話ししますが、破損が多く補修できない場合は施工できないということです。塗装を行っても塗料がヒビに吸い込まれたり、塗料が十分に乗らないというケースもあるからです。また打ちっぱなしの外壁には施工しづらいというデメリットもあります。

外壁の張替えにもデメリットがあります。まずコストです。はがした古い外壁の処分料や新しい外壁の製造コストが発生するので、塗装に比べてコストが数倍以上かかる場合もあります。またモルタルの壁には施工できないのもデメリットとなります。このように塗装や張替え、それぞれに施工できない外壁があるのと張替えの場合はコストの面で弱い点があると言ったことが塗装や張替え双方のデメリットとして挙げられます。

外壁の塗装や張替え以外の手段ってあるの?

外壁塗装や張替えのデメリットについてお話ししましたが、両方ができない場合の外壁、例えば破損があるモルタルの外壁の場合はどうなるでしょうか。この場合破損があるので塗装はできませんし、モルタルなので張替えはできません。そんな時に行うのが外壁のカバー工法、つまり冒頭にもお話ししましたが重ね張りという手段です。

この重ね張りを行えば塗装や張替えができない外壁に対してもリフォームを施すことが可能となります。この重ね張りですが、塗装よりもコストはかかるものの張替えよりは廃材が出ない分安価に施工できます。また工期が短く断熱性と遮音性が増すというメリットもあります。もちろんこれにもデメリットがあり、重量が増す分やや耐震性が劣ってしまうという点で塗装や張替えにない不安が出てきます。塗装や張替え、重ね張りのそれぞれのメリットやデメリットを知ることによって適切な外壁リフォームが可能となるのです。

まとめ

外壁のリフォームとして塗装や張替え、そして重ね張りと言った方法があります。外壁塗装も張替えも重ね張りもそれぞれメリットやデメリットがあり、それを知ることによって適切な外壁リフォームを選択できるのです。例えば塗装では安価にできる分外壁の状態が悪いと行えない点や張替えは外壁の大規模な修繕ができる分コストが高くモルタルは適応外という点、重ね張りは安価にできる分住宅の重量が若干増し、耐震性がやや落ちやすくなると言った点などです。

この他にも塗装や張替えのメリットデメリットは多くありますが、実際に外壁の手直しを検討されている方は候補となっている塗装や張替えと言った方法のメリットやデメリットを再度吟味するというのも良い方法ではないでしょうか。

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