知っていますか?フロアコーティング

2024年1月5日

こんにちは、クラサキのリフォーム市場です!

今回は、意外と知られていない「フロアコーティング」について解説します☆

 

フロアコーティングとは

フローリングの保護、美観、機能性の付与を目的として、フローリングの表面にコーティング剤を塗装し硬化させ、被膜を形成(コーティング)することで、フローリングの耐久性を飛躍的に向上させることをフロアコーティングと言います。
 
コーティングしたフローリングは、耐水性、耐傷性、防汚性、耐薬品性、防滑性など、様々な効果を獲得します。これにより、フローリングの水拭きやアルコールを使用したお掃除などが可能となり、日常生活で発生するフローリングへの負荷を軽減し、長期間にわたってフローリングを保護することができます。
 
 

 

フロアコーティングの効果

①床面の水拭きが可能

②フローリングを保護

③ワックスがけの必要がなくなる   

昔からあるワックスも、フローリングを守り、美しく見せるという目的こそ同じですが、全く性質が異なります。

大きな違いは、ワックスは半年から1年に1回の頻度で繰り返し行う必要があること。また、ワックスは耐水性がなく、普段の掃除の仕上げには乾拭きが必要です。

一方フロアコーティングの場合、コーティングの種類にもよりますが、耐久年数は3~30年普段の掃除には水拭きはもちろん、アルコール拭きもできるので、しつこい油汚れもきれいに落とせます。

 

コーティングの種類

コーティングの種類は使用している素材で分類され、主に3つに分かれます。

①シリコン  

耐薬品性、すべり防止効果があり、ペットと住む家にとくに適します。 塗膜には艶があり、強い撥水効果、防汚効果にも優れているため、トータルな性能を重視する方向けです。

②UV  

塗膜表面が硬質で、キズがフローリングまで行き難い特徴を持ちます。硬化にはUV照射が必要となるため光があたりにくいつなぎ目部分は、硬化しない可能性があるのが難点です。

③水性ウレタン  

コーティングとしてもっとも利用されている材料です。シリコン、UVと比較すると表面の耐摩擦性が弱いので、すり傷がつきやすいですが、初期費用が比較的安価なのがメリットです。

 

このようにコーティングはそれぞれの特徴を持っており、一概にどれが優れているとは言えません。価格や耐久性、艶の有り無しなど総合的に判断して材料を選ぶことをお勧めします。