住みながらリフォームするのは可能?メリットとデメリットをご紹介

2019年8月9日
リノベーション市場 リフォームの基礎知識
住みながらリフォームするのは可能?メリットとデメリットをご紹介

キッチンのリフォームトイレのリフォームなどリフォームをしたことのない人の多くが抱く疑問の一つが、「リフォーム中の生活はどうなるのか」ということではないでしょうか。家に住みながらリフォームすることは可能なのか?それとも一時的に引っ越さなければならないのか?…仮住まいを探すとなると、手間も費用もかかりますし、気になるところですよね。今回は住みながらのリフォームが可能なのか、またメリットとデメリットについても考えていきます。

できることなら住みながらリフォームしたい

リフォームしている間、その家に住めないとなるとリフォーム中の生活はどうなるのでしょうか。仮住まいの賃貸を契約して一時的に引っ越すことを考えただけでも大変そうで頭が痛くなってしまいますよね。できることなら、今の家にそのまま住みながらリフォームしたいと思う人がほとんどなのではないでしょうか。

リフォームには、生活にそこまで支障がなく住みながら工事を行えるものもあればそうではないものもあります。まずはリフォーム内容やリフォーム期間を把握し、実際に住みながら可能かどうかイメージすることが大切です。明らかに住みながらでは無理というリフォームもありますし、住みながらでも可能だけど人によっては支障を感じるリフォームもありますので、業者と相談することをおすすめします。

住みながらできるリフォームとは

基本的に、リフォーム期間が短く家の中の一部のみを工事する場合は、住みながらでもそこまで生活に支障はないでしょう。水回りも製品の入れ替えのみの簡単なリフォームの場合はトイレやキッチン、洗面化粧台ならそれぞれ1~2日、お風呂も3~4日ほどで済みます。お風呂が使えない期間は銭湯通いでしのぐ人が多いです。簡単なリフォームなら水道が使えなくなるのも一時的ですので、住みながらでも大丈夫でしょう。

クロスや床、天井など内装も工事中は別室に移動することで基本的には住みながらリフォームできます。また、外壁や屋根などのリフォームは1か月ほどかかるやや大掛かりなリフォームとなりますが、家の外側ですので住みながら行う人がほとんどです。

住みながらでは難しいリフォーム内容もある

住みながらでは難しいリフォーム内容もある

一方、スケルトンリフォームなど大掛かりな改装や家全体の改築の場合は、住みながらというのはまず無理でしょう。そもそも、生活に必要なものを置くことすらできませんし、リフォーム期間も月単位となりますので仮住まいでの生活が基本となります。間取り変更や水回りの移動に関しても、一時的にでも居住スペースがなくなるほどのリフォームの場合は生活にかなり支障が出ます。

キッチンやお風呂が1ヶ月使えないとなると、さすがに住みながらでは厳しくマンスリーマンションなどで過ごす人も多くなってきます。住みながらでは難しいリフォームの場合、仮住まいを確保しなければ工事ができません。リフォーム開始が遅れないためにも、大掛かりなリフォームを検討する場合は、仮住まいに関しても同時に情報収集など早めに動く必要が出てきます。

費用と手間が節約できるのが大きなメリット

できれば住みながらリフォームしたいと考えるのは、仮住まいに引っ越す費用と手間を敬遠するからではないでしょうか。リフォームが終われば、また荷物をまとめて引っ越し作業となります。住みながらリフォームすることができれば、この二度手間を避けることができますし、引っ越しに関わる費用をすべて浮かせることができますよね。なんといっても、このメリットは大きいです。

明らかに住みながらでは無理という内容の場合はどうしようもありませんが、不可能ではないという場合は、住みながらリフォームしたいということを業者に相談し、事前に不安なことなどは質問して備えておくといいでしょう。キッチンがしばらく使えなくてもカセットコンロと洗面所で代用し、紙製の食器なども利用してしのいだという人もいます。

リフォームの進捗状況がすぐにわかる

引っ越さずにそのまま住みながらリフォームすることで得られるメリットは他にもあります。リフォームの進み具合が目で見てわかるという点です。きちんとしたリフォーム業者なら、その日の作業が終わったときにどのような工事をしたか説明してくれますし、生活していく上で気を付けてほしいこと(「ここは触らないでほしい」など)も伝えてくれるので安心です。

工事が予定通り進んでいるのか遅れが生じているのかなども含め、毎日業者と顔を合わせて進捗状況を把握できるのは、住みながらのリフォームだからこそ。今自分の家がどのような状況なのか知りたいという人も、わざわざ足を運ぶ必要なく知ることができるのは嬉しいポイントですよね。

騒音や換気ができないことなどがストレスになる場合も

騒音や換気ができないことなどがストレスになる場合も

ただ、人によっては住みながらできるリフォームでも生活に支障を感じるケースもあります。リフォームが行われていない平常の状態と比べれば、少なからず不便さが生じるのはやむを得ません。ただ、心身に不具合を感じるほどにまで至るかどうかは人それぞれです。よくあるのが、騒音によるストレス。音に関して人によって感じ方がまったく異なりますので、長期に渡りリフォームの騒音で具合が悪くなってしまう人も中にはいるでしょう。

また、外壁のリフォーム中に換気ができないことにストレスを感じる人も多いです。養生により日当たりも悪くなりますので、住みながらリフォーム可能といえども、そのような部分に耐えられるかという点は事前に考えておいた方がいいかもしれません。

毎日業者が出入りするため生活しづらい面も

住みながらのリフォームでは、毎日業者の対応も必要となってきます。顔を合わせられる安心感をメリットと捉える人もいれば、対応に負担を感じる人も中にはいるでしょう。特に室内のリフォームの場合は、家の中に毎日業者が出入りし作業を行うことになりますので、気になって普段通りの生活ができなくなってしまう可能性もあります。

また、家を留守にすることができないなど、予定を立てづらいというデメリットもあります。鍵を預けるという方法もありますが、住みながらのリフォームでは抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。このように、住みながらリフォームすることは可能ではあっても、不便さやストレスを感じる可能性があることは知っておく必要があります。

内容や期間によっては仮住まいも検討しよう

メリットだけでなくデメリットもあることをお伝えしましたが、リフォーム期間が短いのなら住みながら済ませてしまった方が総合的に考えて負担が少ないです。リフォームは永遠に続くものではありませんし、一時的なものと思って上手にやりくりしましょう。業者の顔を見て作業を任せられるのは大きなメリットですし、手間や費用を浮かせられることを考えれば、やはり住みながらのリフォームが理想的ですね。

ただし、長期間ストレスに耐えて心身を壊してしまうくらいなら、仮住まいを用意した方が結局はよかったというケースも中にはあります。住みながらが可能かどうか迷ったら、経験豊富なリフォーム会社に相談してみると役立つアドバイスをもらえるかもしれません。

まとめ

リフォームして新しく快適な住まいになるのは嬉しいけれど、リフォーム中の生活も忘れてはなりません。住みながらのリフォームを希望する場合は、そのことをリフォーム会社に伝えればプランも生活に合わせて提案してもらえる可能性があります。安心してリフォームするためにも、ぜひ相談しながら決めていきましょう。

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