お風呂で使う掃除用具や消耗品を収納する洗面台周りは、湿気が多いスペースです。そのため、イヤなカビが生えやすいのが悩みどころです。
では、どうすれば、洗面台周りのカビを撃退することができるのでしょうか。
そこで、結露の防ぎ方、カビができにくい収納の仕方、既にできてしまったカビの対処法などを紹介していきます!
洗面台下に、給排水のパイプがあることも結露ができやすい原因として挙げられます。温水も冷水も流れるパイプとその周辺は、温湿度の変化が激しい場所と言えます。そのため、結露ができやすいのです。
また、洗面台下にお風呂で使用したシャンプー、リンス、トリートメント、ボディソープなどを置く家庭もあります。その際、水気などを拭き取らないまま収納してしまうと、これも結露の原因になってしまいます。
洗面台下に収納する際は、タオルなどでよく拭き取るようにしましょう。浴室内に置いておくのも、一つの手です。お風呂で使うブラシやスポンジ、掃除用具などは浴室内で吊るして乾燥させます。その際、使うと便利なのがS字フックです。S字フックを使って、タオル掛けに吊り下げて水を切ります。
また、バススツールなどは吸盤タイプのものを使うと、壁に掛けることができるため水切りがしやすくなります。
ポイントは洗面台下に水分を持ち込まないことです。
結露の無くし方
結露を除去することが、カビを防止するポイントになります。結露を防ぐ方法は、主に3つあります。
①しっかり換気をする
浴室の湿気が洗面台下に侵入してくる場合があるため洗面台下の扉は物を取り出すときだけでなく時々、一定時間開けて換気するようにすると良いです。
②不用品を整理する
洗面台下に色々詰め込んでいると風通しがよくないので湿気の原因となります。
③除湿剤を使用する
ホームセンターなどで手に入れることができる除湿剤を活用しましょう。お菓子などの袋に入っている除湿剤を活用するのもよいです。
カビの対処法は?
カビの対処法としては、住宅用中性洗剤を使用して落とす方法があります。
住宅用中性洗剤を吹き付けてしばらく放置
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その後濡れた雑巾でカビを擦り落とす
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カビが取れたら洗面台下の扉を開けてよく乾燥
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カビがあった場所にエタノールを吹き付けて除菌
・再びカビができるのを防ぐことができるため
カビを掃除する際は、必ずマスクをつけるようにします。なぜなら、掃除中にカビの胞子が飛んできてしまい、口から体内に侵入してしまう危険性があるからです。カビが体内に入ると、健康を害してしまうかもしれません。軽く考えないようにしましょう。
カビの防ぎ方
カビの発生を防ぐには、まずは洗面台下に物を詰め込まないことです。
そして、立体収納で物と物の上下左右に隙間を作って、風通しのよい状態で収納するようにしましょう。そして、定期的に洗面台下の扉を開けておく時間を設けて、換気をよくしましょう。
このほか、お風呂の物を洗面台下に収納するときは、水気を切って保管することも大切です。
こうした対策をしっかりと行うことで、洗面台下の収納をスッキリとさせ、カビのない清潔な状態を保つことができるのです。
いかがでしたでしょうか。
洗面台のリフォームをご検討された方はぜひお気軽にお問い合わせください☆