2世帯住宅にリフォームする際のポイントをご紹介☆

2024年1月27日

こんにりは、クラサキのリフォーム市場です!

二世帯住宅とは一つの建物で親世帯と子供世帯の2世帯が共同で暮らす住宅のことです。
実際には孫世代も含めた3世代が暮らすことも多いので三世帯住宅と呼ばれることもあります。
二世帯住宅にリフォームする場合は両親の実家もしくは自宅を改築することが一般的です。

今回は2世帯住宅の主なタイプと、メリット・デメリットをご紹介します!

 

2世帯住宅の主な3タイプ

◎完全同居型

玄関、水回りといった家の大部分を二世帯で共用します。
そこまで大きくない家でも二世帯住宅にリフォームが出来ると、家族間のコミュニケーションがとりやすいと行ったメリットがあります。
一方で裏を返せばライフスタイルの違いからトラブルが起こりやすいというデメリットもあります。
そのため完全同居型の二世帯住宅を考えている方は家族間でしっかりと話し合ってからリフォームを行いましょう。

 

◎部分共有型

玄関を共用し、普段の生活スペースは別々にする形態です。
浴室やキッチン、トイレといった水回りを共用にするか別々に準備するかは家庭によって異なります。

親子間であってもライフスタイルの違いやプライバシーの保護を考慮し共用する部分を減らしたり上下階で分離した形を取ったりと、リフォームの方法や規模は各家庭の事情によって大きく異なります。同居型に比べてプライバシーが確保しやすいメリットがあります。

 

◎完全独立型

玄関や水回りを完全に別々にした形態の二世帯住宅です。
お互いの家族のプライバシーは守られており、気を使わずに生活することが出来ます。
また、すぐ近くに家族が住んでいるためいざという時にはお互い助け合う事も出来ます。
デメリットとしては元々広い家でなければ難しく、水回り設備を2つずつ用意することから費用も大きくなることです。

 

 

2世帯住宅にするメリット

◎親世代の介護を行いやすい

玄関や水回りを完全に別々にした形態の二世帯住宅です。
お互いの家族のプライバシーは守られており、気を使わずに生活することが出来ます。
また、すぐ近くに家族が住んでいるためいざという時にはお互い助け合う事も出来ます。
デメリットとしては元々広い家でなければ難しく

水回り設備を2つずつ用意することから費用も大きくなることです。

 

 

 

 

◎子供の面倒を見てもらいやすい

小さな子供がいる共働きの家庭で二世帯住宅なら緊急の場合に家族を頼りやすいです。
また、日常生活においても子供の世話を頼む相手が近くにいるのは何かと便利ですよね。

 

 

 

 

 

◎経済面

もともと住んでいた家をリフォームすることで、住宅を建てる際に新たに土地を購入する必要がなかったり、共有部分が多ければ光熱費の節約にも繋がります。
税金面でも平成28年からは同居を目的に玄関、キッチン、トイレ、バスのうち1つ以上を増設する二世帯リフォームを実施すると減税措置が受けられるようになりました。
現金やローンでリフォームすると、工事限度額を上限250万円として所得税から10%が控除されます。

 

2世帯住宅にするデメリット

もちろんメリットばかりではありません。
二世帯住宅を検討する際はデメリット・メリットをしっかりと把握して家族間で話し合うことが重要です。続いてデメリットをご紹介します。

◎プライベート空間が少なくなる

当たり前ですが一つの住宅に二世帯が生活するのでプライベートは少なくなります。
完全独立型の住宅であればそこまで気にならないかもしれませんが、半同居型以上の世帯であれば生活リズムの違いや食事の味付けなどの細かいことが原因でトラブルになるかもしれません。

 

◎子育てをめぐってのストレスも

子育てについて頼ることが出来るというメリットがある一方で必要以上に干渉されてストレスになることも考えられます。
時代とともに教育方針や生活のありかたは変わっていきますし、親が置かれている状況も異なってきます。それなのに育児に口を出されるとストレスになり、トラブルへと発展することも考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

覚えておきたいポイント

◎住宅タイプをしっかり決めておく

二世帯住宅には完全同居型・部分共有型・完全分離型の3種類があることは先程説明しました。
このうちのどの居住形態をとるかは特にしっかりと話し合って置きましょう。
親夫婦は孫の顔がなるべく見たいので同居型を要請するかも知れませんが、自分たちの生活でなるべくプライバシーが欲しい場合は部分共有型を提案するなどしましょう。
居住形態の決定を失敗してしまうとリカバリーが難しいです。

 

◎バリアフリー住宅にする

親世代と同居する上でバリアフリー住宅にすることは重要です。
段差を出来るだけなくしたり、階段には手すりをつけたりすることで万が一の怪我を未然に防ぐことが出来ます。
また自分たちが高齢になった時の備えにもなるため、同じ家に長く住み続ける事が出来ます。

 

◎設備の増設

二世帯住宅では家族が多くなるために水まわりが1カ所では不便になることがあります。
特にトイレや、サブのキッチン、シャワールームを設けておくと便利です。

また、2つの世帯が一緒に住むとき意外に気になるのが音の問題です。
かわいい孫であっても一日中2階からバタバタ足音がしていたのでは気が休まりません。
世代による生活パターンの違いもあります。
夜型の子世帯の音が気になって寝付けなければ、家にいてもくつろげません。
各世帯のリビングや水まわりの位置を配慮し床の防音にも気をつけましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

二世帯リフォームは、どのタイプにしても大掛かりなリフォームになるため、高額な費用が必要です。

リフォームをする場合、同居するにあたりどんなルールが必要なのか、どのタイプの二世帯住宅にすればみんなが快適に暮らせるのかなどがポイントになります。

失敗しないように家族みんなでしっかり話し合いながら、納得できるリフォームにしましょう!